赤ちゃんと大人で違う蚊に刺されの症状

どうしてうちの赤ちゃんはこんなに虫刺されがひどいのでしょうか?

と、よく外来で聞かれます。
蚊に刺され(蚊刺症)の皮膚症状は蚊の吸血の際に注入される唾液腺物質に対するアレルギー反応で起こります。

その反応は、刺された直後からのかゆみのある赤み、膨らみが出て1〜2時間で軽快する即時反応型と、刺されてから1〜2日後にかゆみのある赤み・しこり・水ぶくれが出現する遅延型反応があります。

一般に乳児期は遅延型反応のみでその程度はかなり強いものとなりますが、幼児期から青年期は遅延型と即時型の両方、壮年期は即時型のみ、老年期は無反応となることが多いとされています。

つまり赤ちゃんは刺されてすぐには反応せず、時間が経ってから反応し、なおかつその反応はかなり強くなる傾向にあります。予防対策としては、まず家の中は電子蚊取り、ベランダ・玄関は空間用虫よけ、外出時は携帯用虫よけを使用することが大切です。

また皮膚に直接使用する虫よけ(忌避剤)は、生後6カ月未満には使用禁となっていますので、注意が必要です。